2014年3月29日土曜日

Sinn修理に有効な正規保証書の見分け方


同じSinnの保証書でも、国内では有効と無効のものが。。


Sinnの保証書は、主に国内正規代理店発行のものと、海外発行のものがあります。

海外発行のものは、国内正規代理店(株式会社ホッタ・インターナショナル)では、 残念ながら無効で、並行品扱いとなり、正規品価格で修理を受けられません。

また、国内の正規保証書をコピーして販売店が独自の保証書として発行しているケースもあります。こちらも、もちろん無効です。見た目が同じ黒い保証書なので、正規保証書と間違えやすいですが、発行元に国内正規代理店名(株式会社ホッタ・インターナショナルやPX株式会社など)が記載されていないので、注意しましょう。

ですから、店舗やオークションなどで、中古品で購入するときには、正規代理店発行の保証書の有無は必ず確認したいところです。


★海外発行のSinn保証書

プラスチック製でクレジットカードと同じサイズのものが多いです。









★国内正規代理店発行の保証書


 

 二つ折りになっています。
流通している保証書のほとんどが、前代理店のPX株式会社発行のものです。




 
たまに、販売店の捺印がないことがありますが、
その場合は、無効になる場合もありますので、ご注意ください。


2014年3月22日土曜日

Sinnの正規修理料金を値下げしました。

   

Sinnの国内正規代理店である「ホッタインターナショナル」より、 

Sinnのメーカー正規修理料金の値下げの案内がありました。 

2014年3月より適用されています。 
当社修理料金との比較表は下記のとおりです。 


Sinnのメーカー正規修理料金(税抜)                  

モデル 機能 並行品料金 正規品料金 当社修理料金
機械式 3針 スタンダード ¥43,000 ¥22,000 ¥25,000
GMT,レギュレーター ¥48,000 ¥25,000 ¥28,000
クロノグラフ スタンダード ¥68,000 ¥35,000 ¥35,000
GMT,トリプルカレンダー ¥73,000 ¥38,000 ¥40,000
パワーリザーブ付、スプリットセコンド ¥82,000 ¥42,000 ¥45,000
レマニア社製ムーブ ¥77,000 ¥40,000 ¥38,000
部品交換技術料 ¥10,000 ¥6,000 メーカーと同じ


上記より、正規品については、当社で修理よりメーカーで修理するほうが安くなります。
*正規品としてメーカーに認められるには、国内代理店発行の正規保証書が必須です。

並行品については、まだまだ価格差がありますので、当社にご依頼いただくことをお薦めします。
Sinnのモデル別の修理事例、修理料金は下記をご参照ください。

http://www.chronoagent.com/ohsinn.htm




2014年2月23日日曜日

Sinn EZM1のベゼルのデザインが変わりました。


当店で修理のご依頼の多い時計の1つ「Sinn EZM1」。




お客様から、オーバーホールとともにベゼル交換のご依頼がありました。
当店でのオーバーホールが完了しメーカーに外装部品の交換を依頼したところ
ベゼルについて、下記2点の変更の連絡がありました。

価格変更:25,000円→30,000円
仕様変更:夜光のポイントが新タイプになります


仕様については、三角のマーカーから
復刻版で使われた三角の下の部分をカットしたタイプになります。
それに伴い夜光もトリチウムからルミノバに塗料が変更になります。
ベゼル交換の際はご注意ください!

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