2018年5月28日月曜日

レマニア5100モデル(Sinn156,Sinn157,Sinn142,Sinn EZM1,チュチマミリタリークロノグラフなど)の精度の目安




現存するレマニア5100モデルは、いずれも発売から時間が経っているものばかりです。 
当店に修理依頼される際、高い精度を期待されているお客様もいらっしゃいますが、旧いモデルのため、5~6年程度で定期的にメンテナンスを受けていない場合は、新品時のような高い精度での納品が難しいのが現状です。 

一般に心臓部である「テンプ」というパーツの天真が摩耗したり、曲がってしまっていることが多いのですが、テンプ一式のパーツ代が¥60,000ほどと高額なため、安易に交換をお勧めしておりません。



ゆえに、お預かり時のコンディションにもよりますが、日差30秒以内が精度の目安となります。 
レマニア5100モデルの部品も入手困難になってきていますので、定期的にメンテナンスをしながら、精度を維持していただくことをお勧めします。